そらのね学園*オルタナティブな小学校

「そらのね学園」は、2018.5〜2021.4に埼玉にあった、小学生のための小さな学びの場。

3月のそらのね学園 その1

平成31年4月1日、

新しい元号が「令和」に決まりました。

REIWAの音の響きが、透明感があるけれど何か安定感もありますね。

和という文字に、様々な世界の統合を感じます。

 

3月のそらのね学園

さて、すっごく時間が経ってしまいました。

学園に通う子ども達も、今は春休み。

この間に、ブログも整理していきたいです。


3月13日水曜日の様子です。

この日は、マンガを使っての授業。

授業中にマンガ読めるなんて、そらのね学園すごくない?と聞いてみるけど、

何とも返事がない。

マンガというだけで、乗ってくるだろうと思ってたくめちゃん 、読みが甘い!

 

割とマンガって、個々人で、読むものであって、みんなで読むと、雰囲気違うのかな?

 

みんなから出てきた言葉から、どうにかこうにかひっぱって、授業を進め、

架空の動物の絵を描いてみました。

最初は思いつかない!といってたAちゃんも、

かにと団子が結びついたダンゴカニを描いて、友達が引っ越しちゃったというショートストーリーを考えていました。

f:id:micata-artproject:20190401224843j:image


Kくんは、いろいろ道具を持ってるカワウソ+かめ

f:id:micata-artproject:20190401224924j:image

Aくんもいろいろカッコイイ生き物を考えてくれました。

さらにKくんはパラパラ漫画を描いていて、画面いっぱいに、魚が魚を食べての連鎖の絵でオチが猫に食べられちゃうというものでした。

f:id:micata-artproject:20190401225059j:image

 

 

教材はマンガ

今回は、国語の教科書の代わりにマンガを使ってみよう、

というトライ。

マンガの中にも、登場人物の気持ちを考えたり、ストーリーの先を想像したりできる、素材がいっぱいあるからです。

 

でも、どんな風にマンガを使うのか、スタッフ間で話し合ったとき

子ども達がどこまで作品を理解できているのか、細かくチェックしていきました。

なかなか相手の立場に立ちにくいと感じている子もいます。

そこを絵が補って、登場人物の気持ちになる。

授業で取り組むことで、日常の中でも、少しずつ

苦手な場面も理解できるように変化があらわれてくるのではないかと期待しています。

今回は、ほんの少し、人物の気持ちによりそっただけでしたが、

マンガは、想像力をかきたてるのに、とても良いきっかけとなってくれました。

 

 

昼休みは、ドッジボールをしに公園へ。

Kくんの投げ方の秘技、牛シリーズをいろいろ見せてくれました!

最初見学してたKnちゃんも途中から審判になって、参加。

以前では、苦手なものには関わらなかったのに、

Knちゃんなりの参加の仕方を考えていて、成長を感じました。

f:id:micata-artproject:20190401225655j:image

 

午後は、これまでの授業の振り返りの時間でした。

あんなことやったねと話を進め、

授業の様子をもう一度思い返していくと、

影絵遊びが楽しかったようで、

来週今年度最後の授業の日、振り返ってやったことを、

影絵で表現できたらいいね、というようなことになりました。

 

 

Knちゃんの、メタメタオヤツ作りはクッキーの日。

材料を全部袋の中に入れて、

モミモミ混ぜてそのまま綿棒で伸ばす、

とてもやりやすい方法!

型抜きしたあとの残ったところもまた合わせて

綿棒伸ばして型抜きできることを学び、

経験値1pアップしたKnちゃんです。

 

フリースクール・サポート校・ホームスクール 人気ブログランキング - 教育ブログ