地面の下の小宇宙
昨日、そらのね学園番外編として、
GEMSの「アリのおうち 地面の下の小宇宙」を取り上げて、ワークショップ開催いたしました。
参加者の半分がリピーター!
うれしいですね。
初めて顔を合わせる子ども達、
落ち着きなくワイワイ動き回っていたけれど、
いつものそらのねの始まりのワークを行うと、だんだん落ち着いてきました。
丸く輪になったところで、
アリって見たことある?と質問。
みんなアリのこと、いろいろ知ってるね。
僕の足のところにもぞもぞって登ってくるんだよね、との言葉から、
もぞもぞ登ってくる、アリの足は何本かなぁ?
4本?6本?8本?みんな自分の思ったこと、どんどん声に出してくれる。
じゃあ、調べてみようよ、と言った子もいて、そこでアリのポスターをみせる。
合ってた、間違いだったという言葉はなく、
6本だ!という、純粋にただただわかった!という感覚でポスターを見つめていました。
筋肉みたい!と足のつけねの部分を、そんな風に感じたり、
口がギザギザしてるとか、
こちら側が教えるではなく、
子ども達が気になる部分に意識が向かい、発見したことを発信していました。
こんな風に始まったアリのおうち。3年生も参加していて、アリの巣ポスターは、細かいところをよく見ていたり、みんなが入れるトンネルが出てきて、そこを飛び出して、エサを探しに行く時には、大盛り上がり!
もう一回、のリクエストに終了時間も延長して、エサ探しをする程でした。
紙でアリを作って、最後まで色を塗って、自分なりのアリをデザインしていた子。
絵がじょうずで、アリのポスターを足の先や触覚の様子を、じっくり見て細かいところまで描いていた子。
発想が豊かで、こちらの言葉を受けてすぐに自分の考えを表現できる子。
いろいろ知りたい気持ちが強くて、人の話をじっくり聞きたい、と場を整えてくれた子。
みんなそれぞれ、この時間を楽しんで、その子らしい楽しみ方をしていたのを感じました。
おしまいになっても、まだ帰りたくない、
今度やる時はこれをエサにして!とか、食べ物ではないものを言っていたり、興奮さめやらぬ様子でした。
2019年度は、もっとそらのねGEMSを開催したいね、と大人も話しが弾みました。