そらのね学園*オルタナティブな小学校

「そらのね学園」は、2018.5〜2021.4に埼玉にあった、小学生のための小さな学びの場。

地面の下の小宇宙

昨日、そらのね学園番外編として、

GEMSの「アリのおうち 地面の下の小宇宙」を取り上げて、ワークショップ開催いたしました。

 


参加者の半分がリピーター!

うれしいですね。

 


初めて顔を合わせる子ども達、

落ち着きなくワイワイ動き回っていたけれど、

いつものそらのねの始まりのワークを行うと、だんだん落ち着いてきました。

 


丸く輪になったところで、

アリって見たことある?と質問。

みんなアリのこと、いろいろ知ってるね。

僕の足のところにもぞもぞって登ってくるんだよね、との言葉から、

もぞもぞ登ってくる、アリの足は何本かなぁ?

4本?6本?8本?みんな自分の思ったこと、どんどん声に出してくれる。

じゃあ、調べてみようよ、と言った子もいて、そこでアリのポスターをみせる。

合ってた、間違いだったという言葉はなく、

6本だ!という、純粋にただただわかった!という感覚でポスターを見つめていました。

筋肉みたい!と足のつけねの部分を、そんな風に感じたり、

口がギザギザしてるとか、

こちら側が教えるではなく、

子ども達が気になる部分に意識が向かい、発見したことを発信していました。

 


こんな風に始まったアリのおうち。3年生も参加していて、アリの巣ポスターは、細かいところをよく見ていたり、みんなが入れるトンネルが出てきて、そこを飛び出して、エサを探しに行く時には、大盛り上がり!

もう一回、のリクエストに終了時間も延長して、エサ探しをする程でした。

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紙でアリを作って、最後まで色を塗って、自分なりのアリをデザインしていた子。

絵がじょうずで、アリのポスターを足の先や触覚の様子を、じっくり見て細かいところまで描いていた子。

発想が豊かで、こちらの言葉を受けてすぐに自分の考えを表現できる子。

いろいろ知りたい気持ちが強くて、人の話をじっくり聞きたい、と場を整えてくれた子。

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みんなそれぞれ、この時間を楽しんで、その子らしい楽しみ方をしていたのを感じました。

 


おしまいになっても、まだ帰りたくない、

今度やる時はこれをエサにして!とか、食べ物ではないものを言っていたり、興奮さめやらぬ様子でした。

2019年度は、もっとそらのねGEMSを開催したいね、と大人も話しが弾みました。

 

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