そらのね学園*オルタナティブな小学校

「そらのね学園」は、2018.5〜2021.4に埼玉にあった、小学生のための小さな学びの場。

旧暦小正月にお餅つき

2月20日のそらのね学園の様子です。

 

前日までの雨が嘘のように晴れ上がりました。
この日は、ファーム&ガーデン白岡に現地集合。

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ファーム白岡さんのアイドル、

金ちゃんもお出迎えです。


キラキラした芝生が気持ちいい。

朝から、薪で火をおこしてくださり、もち米を釜で炊く準備をしてくださっていました。

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広い縁側でくつろぎながら、

今日の餅つきの話をしたり、

毎日の出来事を話したり、

心が開いていく感じ。

 

午前前半はファーム白岡さんの和室をお借りして、

「日本の神話」のお話の授業をしました。


日本が最初にどんな風に出来上がったのか、

古事記というお話があるよ、と伝え、

こおろこおろと神様がドロドロしたものを混ぜていると、

滴り落ちたものが島になったお話や、

イザナギイザナミの話を、

子どもたちは耳を傾けて聞いていました。

 

日本列島の島々の名前が

次々と出てくるので、

日本地図を見ながら、

場所を確認しました。

こんな昔のお話に、

実際の場所が描かれていて、

とても不思議。

神さまって書いてあるけど、

本当にいたのかなー

古に思いを馳せます(^^)

 

 

さあ、炊き上がったよ〜〜

という声で、お餅つきに移行です。

木臼と木槌を使って、

少しずつつぶつぶが消えて

お餅が出来上がっていくのを体験しました。

 

子ども用の木槌も

かなり重い木槌も使い、

大満足の子どもたち。

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出来上がったお餅を、

小さくまるめていくのは大人の役目。

醤油をつけて海苔をまくと、

隣から食べていい?と手が出て、

うまい!といくつもほぉばっていた子ども達。

お餅は苦手なんだ、と言う子も、

自分でついたお餅だから食べてみたら?と促すと、

ひとつだけ、と言って美味しそうに食べていました。

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お昼は、お母さんたちがお汁を作ってくれたので、

お雑煮とうどんと選べる贅沢ランチとなり、

お腹いっぱいになりました!

 

 

子どもたちが外で遊んでいる中、

お母さんたちと色々とお話する機会に恵まれ、

そらのね学園に入って、

子どもたちが変化したことや、

子どもたちが自分の気持ちを大事にできるようになったこと、

子ども同士は色々とあるけれど、

それが関係性を学ぶ良いチャンスに

なっていることなどを話してくれました。
お母さんたちのこうした気持ちに、

私たちは支えられて活動できているのだな、

とありがたくて、益々子どもたちが愛おしく思えたのでした。

 

 

午後は、素足になって、芝生を走り回り、

くめちゃんもよりへーも、本気で鬼ごっこをし、

ニャンコ先生の金ちゃんに癒されながら、

ファーム白岡を満喫しました😊

 

貴重な体験をありがとうございました。

 

梅の香りと、キンカンと、子どもたちの笑い声が心に刻まれた一日でした。

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3月23日(土)13時30分〜16時30分

古山明男さんをお招きして、

子ども時代の過ごし方を、

大人はどう支えていくのか、について考える講座を開催いたします。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

子どもが天職にたどり着くことの支援 - そらのね学園*オルタナティブな小学校

 

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