旧暦小正月にお餅つき
2月20日のそらのね学園の様子です。
前日までの雨が嘘のように晴れ上がりました。
この日は、ファーム&ガーデン白岡に現地集合。
ファーム白岡さんのアイドル、
金ちゃんもお出迎えです。
キラキラした芝生が気持ちいい。
朝から、薪で火をおこしてくださり、もち米を釜で炊く準備をしてくださっていました。
広い縁側でくつろぎながら、
今日の餅つきの話をしたり、
毎日の出来事を話したり、
心が開いていく感じ。
午前前半はファーム白岡さんの和室をお借りして、
「日本の神話」のお話の授業をしました。
日本が最初にどんな風に出来上がったのか、
古事記というお話があるよ、と伝え、
こおろこおろと神様がドロドロしたものを混ぜていると、
滴り落ちたものが島になったお話や、
子どもたちは耳を傾けて聞いていました。
日本列島の島々の名前が
次々と出てくるので、
日本地図を見ながら、
場所を確認しました。
こんな昔のお話に、
実際の場所が描かれていて、
とても不思議。
神さまって書いてあるけど、
本当にいたのかなー
古に思いを馳せます(^^)
さあ、炊き上がったよ〜〜
という声で、お餅つきに移行です。
木臼と木槌を使って、
少しずつつぶつぶが消えて
お餅が出来上がっていくのを体験しました。
子ども用の木槌も
かなり重い木槌も使い、
大満足の子どもたち。
出来上がったお餅を、
小さくまるめていくのは大人の役目。
醤油をつけて海苔をまくと、
隣から食べていい?と手が出て、
うまい!といくつもほぉばっていた子ども達。
お餅は苦手なんだ、と言う子も、
自分でついたお餅だから食べてみたら?と促すと、
ひとつだけ、と言って美味しそうに食べていました。
お昼は、お母さんたちがお汁を作ってくれたので、
お雑煮とうどんと選べる贅沢ランチとなり、
お腹いっぱいになりました!
子どもたちが外で遊んでいる中、
お母さんたちと色々とお話する機会に恵まれ、
そらのね学園に入って、
子どもたちが変化したことや、
子どもたちが自分の気持ちを大事にできるようになったこと、
子ども同士は色々とあるけれど、
それが関係性を学ぶ良いチャンスに
なっていることなどを話してくれました。
お母さんたちのこうした気持ちに、
私たちは支えられて活動できているのだな、
とありがたくて、益々子どもたちが愛おしく思えたのでした。
午後は、素足になって、芝生を走り回り、
くめちゃんもよりへーも、本気で鬼ごっこをし、
ニャンコ先生の金ちゃんに癒されながら、
ファーム白岡を満喫しました😊
貴重な体験をありがとうございました。
梅の香りと、キンカンと、子どもたちの笑い声が心に刻まれた一日でした。
3月23日(土)13時30分〜16時30分
古山明男さんをお招きして、
子ども時代の過ごし方を、
大人はどう支えていくのか、について考える講座を開催いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。
子どもが天職にたどり着くことの支援 - そらのね学園*オルタナティブな小学校