そらのね卒業式
昨年、少人数の授業をおこなってきましたが、
今年3月に、通って来ていたお子さんが小学校を卒業されました。
それに伴い、そらのね学園においても、卒業式を行いました。
かなり時間が経ってしまいましたが、
その時の様子を、お知らせいたします。
4月3日(土) そらのね卒業式
3月の授業が延期して、4月春休みに授業を行いました。
この春、地元の小学校を卒業したばかりの
KちゃんとHちゃんがそろって、
そらのね最後の授業を行いました。
そらのねで過ごした日々を動画にまとめました。
Kちゃんは、前回の授業の続きでパソコンを使い、
Hちゃんは、午前中だけの時間の中でタブレットを使い、
それぞれ自分が作りたい動画を作ってくれました。
Kちゃんのお気に入りの、たぬきに見える像を何回も取り込み
そらのねでの活動の写真をつなげて動画が完成!
Hちゃんは、彼女らしいイラストで自分の世界を表現して、
その自分らしい行動そのものが、そらのねでの活動だったなと
感じさせてくれる動画が完成しました!
Kちゃんの作品の写真を撮り損なってしまったのが残念です。
Hちゃんの作品の一部はこちら。
午後は、その完成した動画を、
保護者の方や、大家さんとみんなで見ながら
そらのねでの出来事を振り返る時間となりました。
いろいろなことがあったけれど、
一人ひとりのやりたいこと重視で、
活動してきたなと感じています。
スタッフも、自分のやってみたい授業を行えることが出来たことに感謝しております。
そこに、こども達の思いもよらぬ反応が重なって、
全く違う方向に向かいながら、一つの体験・経験と
なっていきました。
このことは、そらのね学園に通ってくださった
全てのお子さん達の中に、静かに積み重ねられていることと思います。
それぞれのお子さん達にとっての、礎になる記憶のカケラの1粒になれたのなら幸いです。
もう小学校を卒業した2人は、
本当に成長したなぁとしみじみ感じました。
卒業証書とスタッフからの寄せ書きをお渡しして、
卒業式を行い、そらのね学園最後の日となりました。
もう一人の大切なメンバー
また、そらのね学園にはもうひとり大事なメンバーがいました。
しばやくお休みしていて、最後の方は物理的には
一緒に活動できなかったけれど、心は常につながっていて、
かずかずの素敵な思い出を共有させてもらったYちゃんです。
Kちゃんのお母さんから「Yちゃんも卒業だね」と言う
温かい提案をいただき、
私たちスタッフは後日、Kちゃん、Hちゃんにお渡ししたのと
同じ色紙と記念品を代理でお母さんにお渡しし、
ささやかながら門出をお祝いさせていただきました。
こうやって、そらのね学園で学んだメンバー
ひとりひとりを送り出すことができ、幸せな気持ちでいっぱいです。
そらのね学園の活動はここでひと区切りですが、
巣立っていった子ども達やお母さん達にとっては困った時には
いつでも戻って来れる、心の中のホームであり続けられるよう、
今後もゆるくつながらせていただけたら、と思っています。
そしてスクールとしての三年間に渡る活動は、
これにて終了することとなりました。
素敵な時間をともに過ごさせていただいたことに、
スタッフ一同、感謝の気持ちに溢れております。
また成長したKちゃんやHちゃん、Yちゃんに
いつかどこかで会える日を楽しみにしたいと思います。