そらのね学園*オルタナティブな小学校

「そらのね学園」は、2018.5〜2021.4に埼玉にあった、小学生のための小さな学びの場。

計算もゲームと組み合わせれば楽しくできちゃう!

そらのね学園、

4月17日 の取り組みです。

 

今回は、算数の計算をテーマにした授業。

 

ひとつ目は、子どもとのやりとりの中で生まれた数字ゲーム。

数字のブロックにサイコロを当てて出た目を足し算。

その数だけポイントとして、コインがもらえます。

コインの両替や換算もやりたくて、お金カードも登場しました。


そして、ニアピン賞を設定し、一番金額が多かった人が勝ちではなくて、

一番金額が近かった人が勝ちというルール🌸


えー、どういうこと?

勝ちたい!勝ちたい!とエスカレートしやすい子どもたちの気持ちを、

ちょっと一捻りすることで緩和する作戦です。


ニアピン賞は誰かな?と数直線で表して、差を計算しました。

 

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次は、ナンジャモンジャカードを使ったゲーム。キャラクターの中から、5人選出して遊びました。


名前を自分たちで考えて、決めるところから大盛り上がり。ユニークな名前が思いついた子も。

引いたカードの名前が、なかなか出てこないけど、大人も負けていません😆

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そしてこの時も、たくさんカードを取れた人が勝ちではありません。

5枚のキャラクターカードそれぞれに

新たに倍率が加わり、

一体誰が一番なのか、

掛け算しないとわからないよ(^^)

 

普段は掛け算苦手な子は一生懸命思い出したり、助けを借りながら計算し、

掛け算習っていない子も、

その概念を教わり、たし算で計算してみたり。

みんな夢中になって計算してました!

 

二つのゲームをした後は、

自分でもゲームを思いついた!という子も。

カードとコインを組み合わせたゲームを考案‼️

時々ボーナスタイムが入ったり、

2/5と当たりを分数で表したり、

学習したことが変化して自分なりに工夫が見られました。

今年はこうした算数的な取り組みを

遊びながら楽しく行っていこうと計画中です!

 

午後からは、土の中ってどんな風?
ミミズやモグラになったとしたら、

土の中ってどんな感じ?
暗くてでも暖かい。
もう少し室内で深めたかったけど、

待ちきれなくて畑に行く準備を始めちゃう子どもたち。
早速、草取り、スコップと鍬も使って、土おこしをしました。


30cmは掘ろうね。と言うと、下のコンクリートが見えるくらいまで掘ってました✨たくましい!

 

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メタメタタイムは、担当の子が考案した煮リンゴとホイップクリームのおやつ作り。

パンからはみ出しちゃうくらい、たっぷり挟んで、お店に出せるくらい美味しかったよ✨
他の子は、ローマ字をやりたい!と言うので、

自分の名前が書けるように練習して、

最後はみんなの名前も書いてくれました。

 

自分のやりたいことが出来る時間、大切にしたいです。