自然を先生に子どもと大人が共に育つ場
2018年の振り返りはひと休みして、
昨日この年末の慌ただしい中参加した、
「さつきやま森の学び舎」の代表の
木村太郎さんのお話を聞きに行ったことを書きますね。
*ないなら作ろう!
Facebookのイベントページから
参加したのですが、まさにタイトルが
「ないならつくろう!〜自然の中で生きる力と自主性を育む学び舎」
ないなら作っちゃおう、というのが、
そらのね学園と近いものをピピっと
感じて、よりへーと2人で参加しました。
会場であるCreation space en∞jukuさんもステキな場所でした。
こんなおもてなしも。
*今やりたいことが一番!
一般社団法人さつきやま森の学び舎は、
自然に囲まれた、子どもと大人が共に育つ、デモクラティックスクールです。
今、やりたいことが一番!と
子ども達の今、感じることを大切に、
感性と知性とを大切にしながらの
学び舎になっているそうです。
その感性は、自然の中、五感いっぱいで感じることで育まれていく、とのこと。
知性は、頭で考えてデータから結論を導き出しますが、
それを決定するかどうかは、心で決めます。
例えば、頭で考えると、
あの人は高収入、家も持っていて優しい、結婚したら将来困ることはないだろう、とデータから結論が出てきても、
心がその人と結婚したい、と決断しなければ、結婚には至りません。
その時の決断する心・感性をしっかりと持ち、
直感を信じ、
自分の決断に揺らぐことなく生きることができる子ども達を育てる、
というのが、こちらの教育方針の一つのようです。
私もこの考えに激しく同意です!
こうして判断した時は、
もし失敗してしまっても、
立ち直り新たな道を、自分で見つけることができると思うのです。
さらに子ども達の、自分の気持ちに気づくツールとして、
NVCの感情とニーズのトランプ型カード。
そらのね学園でもこうしたカードを使いますが、
話を聞いた相手が選びます。
さつきやま森の学び舎では、
今の気持ちにぴったりのカードを
子ども自分自身で選んでもらう使い方。
モヤモヤする自分の感情を言葉にはっきりと表すことで、
心が整理され、スッキリするようです。
*選択肢は子どもにある
こうした、オルタナティブスクールで、
よく言われるのが
こんなに子ども達が自由に過ごして、
「我慢すること」ができるようになるのか?ということ。
これに対する太郎さんのお答え、
私が今まで聞いた中で、
一番しっくりきたし、
一番納得できました。
どんなお話だったか…。
それは、私からよりも、
直接さつきやま森の学び舎の、
太郎さんからお聞きすることをお勧めします。
私達が意識しておくことは、
選択肢は子どもにある、ということです。
様々な状況でも
子どもが自分で選択できるようにしておくこと、
子どもを信じて、選択させることで、
自分でどうしたらいいのか、考えることになります。
まだ、卒業生の出ていないさつきやま森の学び舎、
これからどんな子ども達が巣立っていくのか、楽しみですね。
さつきやま森の学び舎でも取り入れられている
感情とニーズカードを使う
子育て航海術は、
来年1月20日(日)に行われます。
残席9名(12/28現在)となりました。
そらのねの子ども達は、
年末どんな風に過ごしているのかなぁ。
また、君たちに会える日が楽しみです。