そらのね学園*オルタナティブな小学校

「そらのね学園」は、2018.5〜2021.4に埼玉にあった、小学生のための小さな学びの場。

お金と貝殻と土と

10/17のそらのね学園の様子。

先月の事ですが、

とってもおすすめな場所があるので、

振り返ってみますね。

 

 お金について考える

午前中は、

「お金について考える」授業。

 

いつもの生活にかかわるお金の話、

外国の本物のコインも見せたり、

ということで、興味津々。

 

メタメタ語ることに慣れてきた子どもたちは、
「お金ってどんなもの?」
「お金をどんな時に使う?」

という質問にも、

書く手が追いつかないくらい、

しゃべるしゃべる。


無駄遣いをするとなくなる、とか、

生き金と死に金があるらしいとか、

インプットされた情報が次々と出てきて面白い。


お金がないと困る、と言う子がいたので、
お金がないと生活できない?と聞く。
いや〜、なくても生きていける派が多数。なんか頼もしい!


魚釣りしたりして、

原始人みたいに自然の中で生活すればいいんじゃない?との意見もあれば、

でもやっぱりお金は欲しいしあった方がいい、という意見も。


物々交換すればいいよ、という意見があったので

実際に、海の人と山の人に別れて1対1で交換するなりきりをする。

 

海の人は貝殻を持っていて、

山の人はどんぐりと木の実を持っている。
欲しいものの価値を自分で決めるという体験は、新鮮だったようです。

 

キラキラ光る大きな貝殻が人気で、

みんな山の人はどんぐりと交換してと、なるんだけど、
相手が思ったより沢山のものと交換してくれて、ちょっとズルい気持ちが芽生えたり、

でもやっぱりそれは可哀想だからとおまけをつけたり、感情が動いていました。

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どんぐりをそのまま交換するのではなくて、

料理して付加価値つけたり、

逆に穴や傷のあるものは嫌だと言ったり。

まだまだ発展しそうな雰囲気でした。


お金がなくても生きていける、

という感想を持った子、

現代は科学技術の進歩で便利になったから、

益々進化するんじゃないか、と思ったり、

何かしらの想いを抱いたようでした。

 

午後は農園に

午後は、ファーム&ガーデン白岡さんに行きました。

FARM & GARDEN SHIRAOKA

farm-garden.net

 ここは、とてもおすすめの場所ですよ〜。

 

 

茶豆とサツマイモを掘ってきました!
サツマイモ掘りは、まるで宝探しのよう。
土に素手で触れること、

夢中になること、

自分で掘った喜び、

やっぱり農業はいいなぁと感じました。

 

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自然農法の茶豆は、一株が低木のように巨大で、みんなで協力してぬき、母たちで豆だけ取り除きました。

 

芝生の上を素足で歩くと、それはもう開放感があり、子どもたちは気持ちいい〜と、素足で走り回っていました。(身体の電気が放電されるそうです)

一日があっという間に過ぎた、楽しすぎる、そらのねさんでした😊

 

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